2016年04月03日

【契約更改ネタ】マツダのロータリーエンジン復活劇から学ぶ、ソフト・ハード面双方向からの部下の育て方

こんばんは。

久しぶりの日記ですが、転勤して落ち着いてきたので綴ります。

契約更改が近づいてきたので、それに関するネタでも。

一応30分面談として綴っています。


2016.4.4更新
◇目的
・今、世界・日本はどう動いているのか
・それを踏まえ、今会社が自身に求めるのは何か(ハード面)
・自身はそれを踏まえ、どのような道を歩んでいくのか(ソフト面)

【会社に必要とされることを認知し、また己自身の歩む道が明確であれば、「開拓者精神」を持ったビジネスマンとして地域社会とお客様に貢献できる。】

これがモラルやマナーにも繋がる筈。
「抽象的な総論」でそれらを求めるのは誰でも出来る。
「具体的な各論」が、人を惹きつける価値のある言葉。

私の拙い日記で皆さんの何かの一助となることがあれば、
これ以上嬉しいことはありません。



◆マツダ ロータリーエンジンの技術者から学ぶ、己の仕事の考え方

・マツダロータリーエンジン
世界で唯一無二。マツダのみが有するエンジン技術。
エンジンの心臓部が回転するおにぎり型エンジン。
エンジンが軽くパワーが出るが、燃費が悪い(リッター5km前後)

排ガス規制強化により、FD3S型が2002年8月に生産終了。
FD3Sはかつて新車で400万。
2016年現在でも最終形は中古で300万弱の名車。
後継車としてRX-8が発売し、現在はRX-8水素エンジンロータリー開発中。

マツダは2015年には過去最高益を更新し、30年来の子会社であったフォードから独立。
(2015.3 経常利益1,600億、経常利益率5.2%、ROE20.8%)

対するフォードは2008年リーマンショック以降の経営不振により苦難に立っている。

では、マツダは30年前のフォードの子会社化と2000年前後の排ガス規制を乗り越えつつ、
何故過去最高益を更新できたのか?

◇強み
・組織の方向性
ロータリーという世界唯一の技術を持つ自社製品に惚れ込み、
磨き上げていくという同じ志を持って「マツダ」に集った仲間。
排ガス規制に伴い、ロータリー自体が消滅の危機。
部署も50名から45名異動の残るは僅か5名。
だが全撤退にはならなかった。
残されたエンジン設計の現責任者が、
ロータリー復活させるため、仲間を探した

・マツダ社員の熱意
大部分の社員にとって、マツダ車、取り分けロータリー車のRXシリーズが若い頃よりの憧れ。
特に技術部門担当者の中には、若かりし頃納車が嬉しすぎて車内で一夜過ごした者も居る程の思い入れのある車。
それを己で絶やしてなるものかという熱意。

・技術力
4億円投資が必要となる部品子会社
車体設計担当の仲間
エンジン設計50名のうち異動した有志も其々集った。
方々の技術を集めた取り組みを、直属の上司も時間外での自主取り組みと容認。
結果
試作の試作、あり合わせのツギハギ車が完成。
元レーサーの上層部に掛け合い試運転してもらったところ、大絶賛。試作に漕ぎつけた。

◇問題点
スポーツカーなのに4ドア
コストの嵩むターボの取り外し
4ドアに伴う理想的な前後重心配分

試作でのさらなる問題点全てを乗り越え、出来あがったのがRX-8。
目指す方向性と熱意、専門技術も完全に合致した結果、
RX-8は計8万台を販売し、会社の業績回復の牽引車となった。


◆マツダの成功を踏まえ、自身が何を取り入れるのか
◇日本経済
2015現在
GDPが500兆円。
人口1億3000万。
うち労働人口6000万人。
2060
アベノミクス新3本の矢により・・・
GDP600兆円(120%)
人口1億人維持
労働人口4000万人超
(2015時点試算 人口8950万人、労働人口3800万人)

労働人口46%⇒40%台を維持させたい。

アベノミクス ファーストステージ(3本の矢)
「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「投資を喚起する成長戦略」
アベノミクス セカンドステージ(新3本の矢)
「希望を生み出す強い経済(GDP600兆円)」
「夢を紡ぐ子育て支援(出生率1.8)」
「安心に繋がる社会保障(介護離職ゼロ)」


◇自身の業界(ハード面)
人口減、労働人口減で業界売上高はシュリンク(縮む)はほぼ間違いない。
その中で生き残っていくために、売上と利益を絞り出していくしかない。

そして今企業として評価されるのが、
売上「高」でも経常利益「高」でもなくROE(株主資本利益率)と配当性向。

どれだけ効率的に資産を運用し、利益を生み出しているのか。
そして利益をどれだけ株主に還元しているのか。

それが出来ていない企業は株主が株を買ってくれない。
だから企業規模拡大できないし、売上も作れず利益残せない。

Q.マツダは「目指す方向性・熱意・技術力」全て揃ってフォードの子会社から脱却した。
だが、約10兆円売上を誇るあの大企業のシャープや東芝のようにそれが出来ていない企業はどうなった?
A.
シャープは5000億買収のところ4000億買収に値切られ、更に40歳以上リストラ対象6000人解雇。
東芝は1万人解雇。食い物にされる。
では、うちの会社の規模でどうなる?今の経常利益の直近5期推移は?
Q.では、人口減年20~30万人の中で売上作れずとも利益を生み出すには、会社として何を行う?
A.設備投資の抑制。さらに最も経費のかかる人件費の削減。だからまず印刷代・残業代などメスが入っているだろう?
Q.では、総務と財務はどう連携しているのか。
A.派遣採用とパート採用。
だからパソナやバイトルドットコムのディップ、人材派遣のエイジスが1年で爆伸び中(株価も売り上げも)
Q.ではこの1年で何があった?
A.派遣法の悪改正。
全ての派遣に於いて、3年勤務での正社員雇用が努力義務となった。
(つまり正規雇用ゼロでも罰則なし)
派遣やパートであれば一時金必要なし(ボーナス)
また昇給必要なし。(正社員は大凡年1~1.5%昇給)
更に間接雇用の派遣であれば、社会保険料と企業年金も用意する必要がない。
(社会保険料は個人と企業の折半。H29.9に18.3%負担まで上がるが、半分は会社持ちだろう?)
Q.それで幾らの数値効果が出るのか?
A.正社員⇒間接雇用派遣1名で年50~100万は経費が浮く。
例えば100名採用で1億の経常利益が確保可能。
これを売上伸長で作るには幾ら必要だろう?
(粗利率と経常利益率は違う)
Q.では、会社から求められる業務に対し、自身は「どういった方向性」を持って行うべきなのか一緒に考えてみよう
A.各々の答え


◇ソフト面(個人)
Q.前述を踏まえ、では今後5年でどうなっていく?どうしていく?
(世界情勢&経済・日本の法律)
A.
2016.1 証券口座開設にマイナンバー必須に
2016.4 「正社員の首切り自由法案」「外国人労働者の受け入れ枠拡大」議題化へ
2016.7 2016.4に、年内参院選・衆院選W選挙見越しての「保育士月給+5万」提出へ・・・
「介護福祉士+5万」は何故しないのか?ただの「保育園落ちた、日本Xね」の票獲得だろう?
2016.10 社会保険料の発生ライン年収130万⇒106万へ切り下げ(一億総活躍社会。働けるものはもっと働け)
2017.1 扶養控除撤廃⇒夫婦控除へ(出生率1.8へ)
2018.X 銀行口座へのマイナンバー任意紐付(財産法発動の布石)
2021.X マイナンバー強制紐付 議論開始予定
2022~23 日本財政破綻(2015.6財務省建議)
Q.では、会社から自分自身には「何が求められ」かつ「自身の将来をどうしていくのか」?
A.(ハード面の最終の問いも絡めて)
8H以内での最高の数値結果を求めること
残業ゼロ(基本給の底上げを目指す。そこがボーナス反映)
自身の時間当たりの価値を高めること
(ピケティ「r>gの法則」=資本収益率(r)は経済成長率(g)より大なり)
作業員脱出。自身が正社員であり時給が違う価値を生み出せ
(サラリーマンでなく、ビジネスマンへ)
⇒それが、「正社員の首切り法案」可決時の最大の予防策となる
Q.では、今貴方自身が行っている業務でそれに該当するのは何だろうか?また該当しないのは何だろうか?
A.ではそれを一緒に考えて行こう

~面談終了~


経験則からも、これらを諭せば、
「上司を好きか嫌いか」
「日々の感情論で仕事を仕事をするorしない」
といった判断を部下がしてしまうことを防げます。

また、自身の判断基準を「会社」「自分自身」の両軸とすることで自発性とモラル面も促せるはず。

これを知って変わらない従業員は、上長に伝え、解雇することも上司としての責任です。それを恐れない。
(今いる他大勢の従業員の将来を救うことになる)

上司として、「部下の目指す方向性」を揃えることが非常に大切と実感しています。

稲盛和夫(京セラ)
「仕事の成果=(組織としての)考え方×熱意×能力」


以上、ありがとうございました。

今回は「正社員」「男性」をターゲットにマツダを例に挙げました。
次は「非正規雇用」「女性」ですね。
後日加筆予定です。もう寝ます・・・


*ROE=1株当たりの利益÷1株当たりの株主資本

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posted by そあら at 02:45 | TrackBack(0) | 株日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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